女性の薄毛・抜け毛の原因は睡眠不足? 髪のお悩みを防ぐ睡眠のポイント
女性の薄毛・抜け毛の原因は睡眠不足? 髪のお悩みを防ぐ睡眠のポイント | 女性の育毛・ヘアケアコラム | 女性の育毛・ヘアケア特集 | 髪さま
薄毛・抜け毛が気になってきたという方は、睡眠不足に心当たりがありませんか?
と言うのも、睡眠と髪には深い結びつきがあるのです。
現在、抜け毛の症状が出ていなくとも、睡眠不足が続くと知らずしらずのうちに薄毛を招いてしまうかもしれません。
睡眠不足と女性の薄毛の関係性について、徹底的に解説いたします。
薄毛を防ぎ、改善へ導くための具体的な方法を確かめておきましょう。
睡眠不足は髪にどんな影響を与える?
睡眠不足が髪に与える影響として、次のようなものが挙げられます。
成長ホルモンに対する影響
人間は、身体を成長させるために「成長ホルモン」が必要不可欠です。
成長ホルモンは、「身長を伸ばす」「筋肉を作る」といった殻あの成長をサポート。さらに、お肌のターンオーバーや髪の健康にも効果をもたらします!
成長ホルモンが髪に与える変化の代表格が……
年齢を重ねる中、少しずつ刺激が蓄積された「肌細胞の修復」、「ヒアルロン酸の増量」、「毛母細胞の活性化」。
お肌の水分量が増えることで、頭皮環境をよりよい状態へ導いてくれます。そして、髪を作る毛母細胞を活性化させ、健やかな髪が育ちやすい環境へ導きます。
うれしい効果をもたらす成長ホルモンですが、もっとも分泌されるのは睡眠中。睡眠不足の状態が続くことによって、成長ホルモンの恩恵を受けられなくなります。
自律神経へも働きかける
自律神経は「手足の運動」「内臓の動き」などをつかさどる、人間の働きに欠かせない神経です。
自律神経には二種類あり、「交感神経」と「副交感神経」という神経は、それぞれ異なる働きをします。
・交感神経:運動時など、身体が興奮・緊張しているときに働く
・副交感神経:身体がリラックスしているときに働く
これらの神経は、シーソーのように交互に働きます。
そして、健やかな心身のためには、このバランスを常に正常な状態でキープしなければいけません。
例えば交感神経ばかりが優位になっていると、血管が縮小して血の巡りが悪くなります。
血行不良は、毛根への栄養補給をさまたげるため、髪が栄養不足状態に陥り、毛が細くなってしまいます。
たっぷりの睡眠で薄毛を予防・改善
成長ホルモンは、脳の周波数が低いときに分泌される性質があります。
毎日、しっかりと継続的に眠ることができれば成長ホルモンもスムーズに分泌され、頭皮ダメージを修復しやすくなります。
さらに十分な睡眠によって自律神経のバランスを整えれば、髪だけでなく全身への栄養供給が促進されます!
毛根にもしっかり栄養が行き届き、太く強い髪が育ちやすくなります。
休日に寝だめするのは避けよう!
「休日に寝だめしているから、自分は睡眠不足ではない」と思っていませんか?
薄毛を予防するためには、まとめて眠ればそれでいい、というわけにはいきません。それどころか、寝だめは体内時計のリズムを狂わせて、かえって睡眠の質が悪くなります。
良質な睡眠には、入眠のタイミングや睡眠時間が大切なポイントになります。
レム睡眠とノンレム睡眠にも注目
睡眠中は、浅めの「レム睡眠」と深い「ノンレム睡眠」の二種類を交互に繰り返しています。
レム睡眠:身体は休み、脳は動いている状態
ノンレム睡眠:脳も身体も休んでいる状態
ノンレム睡眠の最初の1~2回には、特に深い眠りが得られます。
そして、入眠後およそ3時間までのあいだにノンレム睡眠に達することで、心身をよく休めることができます。
睡眠はゴールデンタイムが肝
質のいい睡眠を実現ためには「睡眠時間の長さ」よりも「睡眠をとる時間帯」が重要です。
成長ホルモンのおよそ7割は、入眠から2~3時間後に分泌されると言われています。
さらに22時から午前2時までの時間は、お肌、そして「髪」にとってもゴールデンタイム!
この時間帯にきちんと眠れば、成長ホルモンの分泌をスムーズに促すことができます。
「7時間」を目安に眠ろう
分泌された成長ホルモンは、全身に行き渡るまでに6時間ほどかかります。
個人差はあるものの、健やかなお肌や髪のためには、7時間を目安にしっかり睡眠をとるべきでしょう。
睡眠の質をよくするためには?
睡眠の質を向上させるためには、生活リズムを整えることが欠かせません。食事習慣や入浴の仕方のように、今すぐ試せる簡単な方法をご紹介していきましょう!