このページを検討リストに保存する女性用育毛剤の有効成分酢酸トコフェロールは育毛に効く？
酢酸DL-α-トコフェロールとは、抗酸化作用や抗炎症作用が期待でき、多くの育毛剤に配合されている成分です。
酢酸トコフェロール、ビタミンE酢酸エステルと表されている場合もあります。
ねばりけがあり、やや黄色を帯びた無臭で透明の液体であることが特徴です。
一般用医薬品及び医療用医薬品として認められており、食品添加物（酸化防止剤）として使用されることもあります。
安全性の高さから欧米諸国では食品成分として扱われ、日本でも薬局で手に取ることができます。
育毛剤以外にはコスメやサプリ、さらにしもやけ・あかぎれ・ひびわれの治療薬としても活躍しています。
紫外線からお肌を守る効果もあり、老化を予防することからアンチエイジング分野でも注目を集めています。
一方で、摂取しすぎると副作用が出ることもあるため、内服時には注意が必要です。
育毛剤やシャンプーとして使う分には、問題ありませんよ。
女性用育毛剤の有効成分酢酸DL-α-トコフェロールっていったい何？
酢酸DL-α-トコフェロールとは、ビタミンE誘導体の一種です。
もともとビタミンEは水に溶けない脂溶性のため、育毛剤やコスメとしては使いにくい傾向にありました。
しかし、ビタミンE誘導体にすることによって、水に溶け活躍の場が広がるようになったのです。
ビタミンEは本来紫外線に弱い性質を持っていますが、ビタミンE誘導体ならば紫外線の影響も受けにくくなります。
ビタミンEがもともと持っている、あらゆる弱点をなくしたものがビタミンE誘導体と言えるでしょう。
また、水に溶けるか溶けないかといった違いこそあれど、基本的な効果は変わりません。
女性用育毛剤の有効成分ビタミンEは塗っても使える？
若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEは、抗酸化作用が強く、食べても塗っても効果が期待できます。
もちろん酢酸DL-α-トコフェロールも同じ。
お肌に塗ることによって、お肌の酵素でビタミンEに変わり、ビタミンEと同じように効果をあらわします。
女性にうれしいアンチエイジング効果もあり
酢酸DL-α-トコフェロールが持つ抗酸化作用は、アンチエイジング効果も期待できます。
女性の薄毛・抜け毛は、紫外線を浴びて活性酸素が発生し、頭皮が酸化・老化することが原因のひとつとして考えられています。
酢酸DL-α-トコフェロールは酸化を予防する効果があり、老化を抑えアンチエイジングしてくれます。
さらに肌トラブル予防効果、血行促進、お肌の活性化作用などもあることから、頭皮環境を健やかな状態へ導いてくれるのです。
お肌にも優しく、高い安全性も特徴。
女性の育毛に、なくてはならない成分と考えられるでしょう。
女性用育毛剤の有効成分酢酸DL-α-トコフェロールの過剰摂取は危険？でも心配なし！
酢酸DL-α-トコフェロールは、サプリや食品にも含まれています。
しかし、副作用として頭痛、下痢、副作用といった副作用が懸念されています。
しかし、これは口に入れて大量に摂取した場合のこと。
酢酸DL-α-トコフェロールを含む育毛剤やシャンプーを使う上では、心配ありません。
女性用育毛剤の有効成分酢酸DL-α-トコフェロールで育毛しよう
このように、酢酸DL-α-トコフェロールは頭皮環境を整え、ダメージを軽減する成分。
「これさえあれば発毛できる！」ということではありませんが、頭皮の健康状態を保ち育毛を効果的にサポートしてくれます。
酢酸DL-α-トコフェロール配合の育毛剤が人気を集めているのは、その効果や安全性あってこそでしょう。
紫外線などのダメージに悩む女性や、頭皮トラブルに悩む女性は、意識的に使ってほしい成分と言えます。
