このページを検討リストに保存する女性用育毛剤の有効成分は自分にあったものを選ぼう
どんな育毛剤にも、たくさんの成分が含まれているもの。
「どの成分がいい？」「自分の症状に効く成分とはいったい何？」と考えはじめると、悩んでしまいますよね。
どんな薄毛・抜け毛にも絶対に効く成分があれば問題ありませんが、そんな成分は存在しません。
強力な成分であっても、それぞれの症状に合っていなければ意味がないですよね。
まずは症状について正しく理解した上で、どんな風に改善してほしいのか考え、成分を選ぶ必要があります。
「攻めと守り」の女性用育毛剤の有効成分がある
女性用の育毛成分は、攻めと守りの二種類が存在します。
攻めの育毛成分は、毛母細胞や毛乳頭を活性化したり、成長因子をプラスしたりと、積極的に髪を生やす役割を担っています。それに対し守りの育毛成分は、ダメージの修復、血行促進、頭皮環境の改善などを通じて抜け毛を予防します。
攻めの育毛成分さえあれば髪が生えそうに見えますが、土台となる頭皮環境が悪いと髪の毛は生えてきません。痩せた土地では農作物が十分育たないのと同じで、頭皮環境が悪ければ攻めの姿勢があっても育毛効果は期待できないのです。
20～30代という若い世代の場合は特に、頭皮環境の改善によって薄毛・抜け毛が一気に改善することもめずらしくありません。
攻めと守りを両立してこそ、健やかな髪が育ちます。
女性用育毛剤の有効成分は天然であるべき？人工であるべき？
育毛成分は、天然成分と人工的な成分の2種類があります。
「それなら絶対に天然成分のほうがいいはず！」と感じるかもしれませんが、必ずしもそうではないので注意しましょう。
天然成分であっても影響が強い成分はありますし、人工的に身体が本来持っている成分を作り出したものもあり、よしあしは一概には言えません。
選ぶポイントは天然か人工かではなく「自分の症状や体質に合うか？」を基準にしてくださいね。
効果的な女性用育毛剤の有効成分成分一覧
育毛成分は種類が多すぎて、何を選べばいいか悩みますよね。
そこで、育毛成分の比較表をご用意しました！
それぞれの成分の詳細ページではより細かく解説しているので、比較表を踏まえた上で自分にぴったりな育毛成分を見つけてください。
アミノ酸・・・髪の主原料/攻め・守り/天然/食べる・育毛剤・シャンプー/食べ物から取ること推奨
天然植物エキス・・・色々/攻め・守り/天然/色々/天然だけでは判断ができない
センブリ・・・頭皮環境改善・毛母細胞の刺激/攻め・守り/天然/飲む・育毛剤/漢方由来
グリチルリチン酸ジカリウム・・・抗炎症作用・抗アレルギー作用/守り/天然/育毛剤/ニキビ治療から食料品まで幅広く使われている/別名：グリチルリチン酸2K・甘草エキス
酢酸DL-α-トコフェロール・・・抗酸化作用・抗炎症作用/守り/人工/サプリ・育毛剤/ビタミンEの誘導体/別名：酢酸トコフェロール・ビタミンE酢酸エステル 一般用医薬品・医療用医薬品・食品成分
エビネ蘭・・・血行促進・フケかゆみの抑制/守り/天然/育毛剤/日本薬学会で育毛効果確認
CTP・・・毛母細胞刺激/攻め/人工/育毛剤/加齢の薄毛に特に効果的 厚生省認可
Algas-2・・・毛包を育てる・代謝向上・抜け毛防止/攻め・守り/天然/育毛剤 2016年発表の新成分
キャピキシル・・・抜け毛防止・毛母細胞修復/守り/人工/育毛剤・育毛シャンプー/男性ホルモン由来の抜け毛に特に効果的
アデノシン・・・発毛因子増加・毛根の成長期を伸ばす/攻め/人工/育毛剤/ヘアサイクルの改善効果あり/厚生労働省認可
ニンジンエキス・・・血行促進・代謝促進・消炎作用/守り/天然/育毛剤/漢方由来（高麗人参）
女性用育毛剤だけに頼らないで！
育毛する上では、育毛剤だけを使ってきれいな髪を生やすことは難しいもの。
例えば、上記の表にあるアミノ酸を効率的に摂取するにはバランスのいい食生活が必要不可欠。
炎症作用を持つ育毛剤でケアする場合なら、そもそもカラーや紫外線による大きなダメージを避けなければいつまでも炎症防止は叶いません。
血行促進作用の育毛剤を使いたくとも、運動習慣がなく身体がガチガチに固まっていれば、頭皮に血液が届きにくい状態から抜け出しにくくなります。
つまり、育毛剤や育毛シャンプーだけでは、髪のお悩みは解決しづらいのです。
生活習慣を見直し、髪だけなく全身の健康を目指すことが、育毛の第一歩。
「育毛剤さえあれば安心！」と考えずに、毎日の習慣を見直してみましょう。
